会長からのご挨拶
この度、第27代会長を拝命いたしました吉田一郎です。
日本歯科企業協議会は、1971年に歯科業界から有志が集い創設され、歯科業界の繁栄と共に成長し、2021年には創設50周年という節目を迎えました。
発足以来、日本の歯科業界において、製造業、流通業、輸入業など、業態の枠を超えたつながりを築き、情報交換、研鑽の場を提供してまいりました。
国民の健康寿命を延ばし、患者様のQOL(生活の質)を向上させるためには、口腔の健康維持が重要であるという認識が高まってきている中、歯科医療関連企業の果たすべき役割もますます大きくなってきています。
一方で、DXやAIの進歩とともに、明るい未来の歯科医療や業界の在り方が問われる時代でもあります。
このたび、本協議会の名誉ある会長を拝命し、業界の発展に尽力してきた先人たちの教えを大切にしながら、多様性が広がる中で歯科医療業界の新しい可能性をどのように切り拓いていくべきかを、会員の皆さまと共に考え、取り組んでまいりたいと存じます。
そしてそれが将来、国民の健康維持につながることを祈念致しております。