設立の経緯・目的
1970 年代は正に激動の時代でありました。事実、世界においても日本においても、経済・社会・政治を問わず、あらゆる面での変化が急激、かつ顕著で、好むと好まざるとにかかわらず、その影響は歯科業界にも及び、業界並びに業界を取り巻く環境も大きく変化しました。
しかし、当時の激動する時代には、それに対応して業界人が一致団結の上、変革に対処し、新しい時代に相応しい秩序と調和のもとに、業界の発展を図ることが緊急事となりました。
このような考え方を基調として、志を同じくする業界の有志が相集い、1971 年9 月、日本歯科企業協議会は設立されたのであります。
日本歯科企業協議会は、メーカー・卸商・小売商を同等の会員とする、業界を横に結んだ組織で、会員の英知を結集し、歯科業界全般に亘る問題、あるいは将来に影響を及ぼすと考えられる事項について有用な提案と活動をすることを目的としています。
日本歯科企業協議会の歩む道は決して平坦なものではありません。たぶんそれは困難に満ちたものでありましょう。しかし、会員一同は、一致協力してその困難を乗り越え、業界の明るい未来を創出し、それを通じてよりよい歯科医療への貢献をなしうるものと確信しております。
平成28 年4 月
日本歯科企業協議会