2020.02.21 ●厚生労働省は20日、新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客だった日本人の80歳代の男女2人が、ウイルスに感染して死亡したと発表した。同船の乗客が死亡したのは初めて。2人のうち1人は、5日から発熱の症状が出ていたが、下船して医療機関に搬送されたのは1週間後で、同省は船内での医療上の判断などについて確認を進めている。
2020.02.20 ●政府は、現在は60歳の国家公務員の定年を2022年度から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、30年度に65歳とする方針を固めた。国家公務員法などの改正案を今国会に提出し、早期成立を図る方針だ。国家公務員は半数超が44歳以上と年齢構成に偏りがある。ベテラン職員が大量退職する状況を控え、政府としては定年を引き上げて、経験豊富な職員を確保する必要があると判断した。
2020.02.19 ●世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は17日の記者会見で、新型コロナウイルスの致死率は約2%だとする見方を示した。中国から提供された感染者約4万4000人分のデータに基づくという。テドロス氏は、高齢者ほどリスクが高いとする一方、80%以上の患者が軽症で回復していると指摘した。
2020.02.18 ●内閣府が17日発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質が前記(7~9月期)比1.6%減だった。マイナスは5四半期ぶりで、このペースが1年間続くと仮定した年率換算では6.3%減。消費増税や台風の影響で、景気を支えてきた個人消費がマイナスに転じ、米中貿易摩擦を背景に設備投資や輸出もふるわなかった。
2020.02.17 ●政府は16日、新型コロナウイルスについて、感染症専門家らによる会議の初会合を開いた。会議では、国内は、感染者が出始める「国内発生の早期」であるとの認識で一致した。今後も患者が増えることが想定されるとし、相談・受診の目安を17日にもつくる。
2020.02.16 ●政府は、皇位継承のあり方をめぐる議論で女性・女系天皇を対象としない方針を固めた。男系男子が皇位を継ぐ皇室制度を維持する。秋篠宮さまが継承順位1位の皇嗣となられたことを広く示す「立皇嗣の礼」が行われる4月下旬以降、こうした考えを確認する見通しだ。
2020.02.15 ●米中貿易協議の「第1段階」と呼ぶ部分合意が14日、発効し、米中両政府は互いに制裁・報復関税の一部を初めて引き下げた。ただ、制裁・報復関税は大部分が今も残り、世界経済の重荷になる構図に変化はない。
2020.02.14 ●厚生労働省は13日、新型コロナウイルスに感染した神奈川県に住む80歳代の日本人女性が死亡したと発表した。感染者の死亡が確認されたのは日本国内では初めて。東京都、和歌山、千葉両県でも新たに感染者が確認された。この4人はいずれも直近の中国への渡航歴は無いといい、同省は行動歴や接触者の情報収集を進めている。
2020.02.13 ●政府は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外国人の入国を拒否する対象地域に中国浙江省を追加する措置を決めた。外務省は、中国全土の在留邦人や中国への渡航予定者に、早期の一時帰国や渡航延期を「至急検討」するように促す海外安全情報を出した。
2020.02.12 ●プロ野球の南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)などで名捕手として一時代を築き、監督としてもヤクルトスワローズを3度の日本一に導くなど多くの人材を育てた野村克也さんが11日、虚血性心不全のため死去した。84歳だった。
2020.02.11 ●インターネット通販サイト「楽天市場」を運営する楽天(東京)が打ち出した送料無料化の方針を巡り、公正取引委員会は10日、独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで同社を立ち入り検査した。公取委は、取引上の優位な立場にある同社が、一方的な無料化によって出展者側に不当な負担を強いることになる恐れがあるとみて調べる。
2020.02.10 ●中国国家衛生健康委員会は10日、新型コロナウイルスによる中国本土の死者が9日時点で前日から97人増え、908人に達したと発表した。湖北省の死者は91人増え、うち73人は武漢市の死者となった。中国本土の感染者は3062人増え、合計で4万0171人になった。
2020.02.09 ●新型コロナウイルス感染の影響で、北京や上海などでは都市機能が停止し、経済・社会に深刻な影響が出始めている。中国政府は財政出動などなりふり構わぬ企業支援に乗り出した。また米政府は7日、中国や感染者が増えている国に、最大1億㌦(約110億)を拠出すると発表した。
2020.02.08 ●診療報酬について、厚生労働省の諮問機関・中央社会保険医療協議会は7日、2020年度から実施する改定内容を決定した。病院勤務医の負担を減らすため、必要な医師確保につなげる報酬増や、紹介状がない患者の大病院受診を抑制する仕組みの強化など、医師の働き方改革を後押しすることが柱だ。
2020.02.07 ●トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾裁判は5日、「権力の乱用」と「議会に対する妨害」の二つの訴追条項について、いずれも無罪評決を下して終結した。トランプ氏は大統領罷免を回避したが、野党・民主党は、疑惑は解明されていないとして追及を続ける構えだ。
2020.02.06 ●厚生労働省は5日、新型コロナウイルス感染者が乗っていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(乗船者3711人)で、新たに10人の感染が確認されたと発表した。船内では発熱などの有症者120人と、その人たちと長時間、行動を共にした「濃厚接触者」も含めた計273人の検査をしたところ、5日朝までに結果が判明した31人中、10人の感染がわかった。
2020.02.05 ●「GAFA」と呼ばれる米巨大IT企業協4社の業績が拡大している。3日出そろった2019年10~12月期決算は、4社とも主力事業が好調で売上高が過去最高となった。反トラスト法(独占禁止法)に基づく調査やプライバシー関連の規制強化といった逆風が吹く中でも、市場支配力を強めている。
2020.02.04 ●新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、団体旅行で日本を訪れる予定だった中国人旅行者のキャンセルが、3月末までの約2か月間で少なくとも約40万人に及ぶ可能性があることがわかった。クルーズ船を利用した団体旅行やビジネス客は40万人に含まれておらず、中国旅行者全体のキャンセルはさらに膨らむとみられる。
2020.02.03 ●中東のシーレーン(海上交通路)を航行する日本関係船舶の安全を確保するため、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が2日、海自横須賀基地(神奈川県)から出港した。防衛省設置法の「調査・研究」の規定に基づき自衛隊が長期間派遣される初めてのケースで、2月下旬から情報収集や不審船の警戒にあたる。
2020.02.02 ●英国は1月31日午後11時(ブリュッセル時間2月1日午前0時、日本時間1日午前8時)欧州連合(EU)から離脱した。第2次大戦後に始まった欧州統合は、初の加盟国離脱という歴史的な転機を迎えた。英国とEUは、離脱後の新たな関係構築へ向け、交渉を本格化させる。
2020.02.01 ●政府は31日、世界保健機関(WHO)が「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言したことをなどを受け、中国湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐために、過去2週間以内に湖北省に滞在歴のある外国人の日本への入国を拒否することを決めた。2月1日から適用する。